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ヤマハグランドピアノのオーバーホール作業工程3 [ピアノ修理工程]

ヤマハグランドピアノNO.G3(1965年製造 製造番号440039)を整備していきます。 

過去の作業工程: 作業工程1 作業工程2

作業工程3

毎日コツコツと仕事してま~す。

ブログ3-1.jpg 鉄骨を外した本体部分です。

ブログ3-2.jpg 

ブログ3-3.jpg  響板もかなり変色しているので古い塗料を剥がし、新しく塗り替えます。

ブログ3-4.jpg 鉄骨を裏から見た状態です。

ブログ3-6.jpg ベアリングと呼ばれる弦を押さえる部分の弦溝を少し削り平らにします。 

ブログ3-5.jpg 

ブログ3-7.jpg アグラフと呼ばれる弦が通るパーツもご覧の通り錆びているので、これからピカピカに磨きます。

ブログ3-9.jpg ピンブロック(ピンのまわりにある木)もこの鉄骨の状態なら簡単に取り外せます。

ブログ3-10.jpg アグラフの錆びを落とし磨きます。

ブログ3-12.jpg スチールウールやミニルーターなどを使います。

ブログ3-13.jpg 先端部分は手作りのブラシで、これなら狭くて細い場所でも綺麗に錆び落としができます!

ブログ3-16.jpg 手作りブラシです。

ブログ3-14.jpg ブログ3-15.jpg ピカピカになりましたね。

ブログ3-17.jpg ヒッチピンも手作りブラシで綺麗に錆びが取れ、仕上げ用の回転フェルトで磨きます。

ブログ3-18.jpg ご覧の通りピカピカになりました。

今日も頑張りました。

作業は次回につづく・・・・


  

 


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ヤマハグランドピアノのオーバーホール作業工程2 [ピアノ修理工程]

ヤマハグランドピアノNO.G3(1965年製造 製造番号440039)を整備していきます。 

過去の作業工程: 作業工程1

作業工程2

鉄骨を外します。

ブログ3-1.jpg  ピアノのパーツの中で最も重い鉄骨なのでチェーンで吊るし上げます。

ブログ3-2.jpg

ブログ3-3.jpg

ブログ3-4.jpg  

ブログ3-5.jpg (この作業は鉄骨と紐のバランスをうまくしないとなかなかうまくあがりません[あせあせ(飛び散る汗)]

ブログ3-6.jpg

ブログ3-7.jpg 

ブログ3-8.jpg

ブログ3-9.jpg 取り外した鉄骨は台車にのせ、錆び落とし、塗装の準備に取りかかります。

ブログ3-11.jpg ブログ3-12.jpg

ブログ3-10.jpg 鉄骨を外した本体は軽くなり一人で持ちあげれます。[手(チョキ)]

今日も力を使う作業でした。

作業は次回につづく・・・・


  

 


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ヤマハグランドピアノのオーバーホール作業工程1 [ピアノ修理工程]

ヤマハグランドピアノNO.G3(1965年製造 製造番号440039)を整備していきます。 

今週からグランドピアノのオーバーホールを開始します。

入荷した状態から完成するまでの作業工程を何回かに分けて掲載していきます。
どうぞこれからの工程をご覧ください。

作業工程1

入荷時のピアノの状態・・・・・・・・汚れていますよね~[あせあせ(飛び散る汗)]

ブログ1-1.jpg ブログ1-2.jpg ブログ1-3.jpg 

ブログ1-4.jpg ブログ1-5.jpg ブログ1-6.jpg

ブログ1-7.jpg ブログ1-8.jpg ブログ1-9.jpg

ブログ1-10.jpg  さあ!!これから作業開始します。

作業1

チューニングピンを外す作業です。
ブログ2-1.jpg 写真のT字ハンマーは弦を張るときにだけ使うハンマーですが、
                   このT字ハンマーでもピンを緩めるくらいルーズピンになっています。
ブログ2-2.jpg

ブログ2-4.jpg 弦をピンから取り外し、次にチューニングピンを全部取り外します。

ブログ2-5.jpg

ブログ2-3.jpg 取り外したピアノ弦です。

今日はここまでの作業工程で終わります。

作業は次回につづく・・・・


  

 


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漂白しました!人口象牙の白鍵盤 [ピアノ修理工程]

                   人口象牙鍵盤漂白1.jpg  人口象牙鍵盤漂白2.jpg


人口象牙の鍵盤は本象牙同様長く使用してると黄ばんできます。

このピアノ(カワイUS-7X)の鍵盤も少し黄ばみがありましたので漂白しました。

鍵盤にティッシュペーパーを乗せ、上からオキシドールを塗って日光浴びさせます。[晴れ]

数時間この作業を繰り返すと鍵盤は白くなります。

この作業はやはり天気次第ですので冬の時期はちょっと厄介で~す。[雪] 

 

 


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グランドピアノの作業工程「2」 [ピアノ修理工程]

ヤマハグランドピアノ [C-3]作業工程のパート2を掲載します。

弦張り替え後の作業にとりかかるまで時間が空いてしまいましたが
ようやく外装の磨きに取り掛かることが出来ました。

c-3作業工程(a).jpg   c-3作業工程(b).jpg
このピアノはほとんどキズもなく、とても綺麗な状態でしたので
外装の磨きは一日で終わりました。[手(チョキ)]

c-3作業工程(c).jpg  c-3作業工程(d).jpg
一見新品のピアノみたいですね。[exclamation]

調律・整調・整音はこれから時間をかけて仕上げていきます。(一日で済みます)

音のバランスも良く、これから長く安心して使用できるC-3になると思います。

ご拝読ありがとうございました。


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グランドピアノの作業工程「1」 [ピアノ修理工程]

今回はヤマハグランドピアノ [C-3]の弦張り替えを中心に作業工程をご覧ください。

このグランドピアノは本体がとてもきれいでタッチも良く、
中・高音の音もとても良かったのですが、中古のヤマハに良く見かけるボン線(低音の巻線が伸びない弦のこと)が多く、
この際低音弦だけでなく全体の弦を張り替えることにしました。

では作業手順でご説明してまいります。
ヤマハC3a.jpg このピアノの機種名と製造番号です。 1983年製造

ヤマハC3b.jpg ヤマハC3c.jpg 弦をすべて取り外した状態。

ヤマハC3d.jpg ヤマハC3e.jpg チューニングピンを取り外します。
ピン周りのピンブロックも取り換えます。

ヤマハC3f.jpg ヤマハC3g.jpg このネジも取り外して磨きます。

ヤマハC3h.jpg 左が磨く前、右が磨いたネジです。

ヤマハC3i.jpg ヤマハC3j.jpg ネジが綺麗で鉄骨の見栄もいいですね。

ヤマハC3k.jpg 響板と鉄骨も 綺麗になりました。

ヤマハC3l.jpg 弦を引っ掛けるヒッチピンと弦枕(アリコート)も磨けばこの通りです!

ヤマハC3m.jpg 手作業で弦を張ります。

ヤマハC3n.jpg ヤマハC3o.jpg 弦を張り終えました。

ヤマハC3p.jpg チューニングピンの頭も綺麗に打ち揃えました。

ヤマハC3q.jpg 弦を張り替えたばかりの状態は音階になっていませんので、
これから音階づくり、調律を含め何度も調律していきます。

 以上、次回その後の作業をお伝えいたします。

ご拝読ありがとうございました。


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ヤマハNO.U7の整備工程案内5 [ピアノ修理工程]

作業開始その5:整調・調律・整音で総仕上げ

さてさて、工程も最後となりました。

u7-75.jpg 深さを決めます。深さは10mmにしました。
(その他、ハンマーの調整など多くの工程がありますが細かい説明になりますので省略します。)

u7-77.jpg 整調工程の一部の作業です。これは鍵盤の上面を平らにしているところです。

u7-76.jpg 整調がおわったら、調律と整音で何時間もかけて音色を作って仕上げます。

u7-79.jpg やっと全部の工程が終了しました。

いかがでしたでしょうか?
画像ではわかりにくいところもあったかとは思いますが大凡の中古ピアノの作業工程をご案内いたしました。

今日!お客様宅へお嫁に行きました。
お客様にはとても気に入っていただきました。これからこのピアノが活躍することを願っております。

お買い上げくださったお客様(Y様)本当にありがとうございました。どうぞ末永くかわいがってください。

又、長い工程を見てくださった方々に深くお礼申しあげます。

 ご拝読ありがとうございました。


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ヤマハNO.U7の整備工程案内4 [ピアノ修理工程]

作業開始その4:外装の整備及びハンマー交換など

これから外装の整備に取り掛かります。

このピアノは外装の木部などに殆んど傷が無く、金属部分の研磨、つや出しだけで済みますので外装は早く仕上がります。

u7-60.jpg 蝶番を磨く前(下)と磨いた後(上)
*かなり錆びはひどい状態でしたが磨けば綺麗になりました。

u7-65.jpg 磨く前の文字です。 

u7-70.jpg 磨いた後の文字です。

u7-69.jpg 交換前のハンマー(左)と新しいハンマー(右)です。
*ハンマーの交換前と作業工程の画像を撮り忘れました(泣き)又の機会に載せたいと思いますのでご了承ください。

u7-66.jpg 取り付けたハンマーその1

u7-67.jpg 取り付けたハンマーその2

u7-71.jpg 鍵盤磨き、88鍵丁寧に磨きます。

u7-68.jpg 鍵盤も真っ白とまではいきませんが黄ばみも少なくなりました。

今回で大きな部品交換作業は終了しました。
これからの工程は調律・整調・整音に取り掛かります。

作業は次回へ続く・・・・・

ご拝読ありがとうございました。


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