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ピアノに関する知恵袋 ブログトップ
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古いピアノの調律 [ピアノに関する知恵袋]

昨日、製造後約50年経つ古いピアノの調律に行ってきました。

お客様にとって思い出があり、まだまだこれから先充分に使えるピアノでした。

10年以上調律されてなくて弦が切れないかとヒヤヒヤでした(-_-;)

やはり!!低音弦が一本切れてしまいました。

新しい弦に交換する方法と、切れた弦を繋いで修理する方法があります。
今回は繋ぐ方法で済ませました。

鋼鉄の太くて非常に硬い弦を結ぶ特殊なやり方です。

これをピアノにに張って張力がかかると隙間なく綺麗に小さく結ばれた状態になります。

 P1020100.JPG  弦を繋いだ状態です


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手作りの踏み台 [ピアノに関する知恵袋]

手作りの踏み台.jpg 小さいお子様が練習するときの踏み台

市販の踏み台では高すぎたり低すぎたりして自分の好みの高さに合う踏み台が無い時、
お客様(お子様)の身長に合わた高さに調整して上記のような踏み台を作りました。

この踏み台はかなり好評で、お客様から大変喜ばれております。

材料費も3千円位で、市販の踏み台の約半分の予算で作れます。
器用な方は是非作ってみてください。

作り方などのお問い合わせがありましたらどうぞお気兼ねなくご連絡ください。


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ピアノの過乾燥対策方法 [ピアノに関する知恵袋]

冬場、床暖房のフローリングの上にピアノを設置してあると過乾燥の為にピアノが著しく狂います。[ふらふら]

その為の対策法としてピアノの下に断熱材などを敷いて防ぐ方法があります。
今回お客様からの依頼で私が作ってみましたのでご紹介いたします。

このようなことでお困りの方にはご覧頂きたいと思います。

作り方
1.材料 ::  暑さ3cmの発砲スチロール(1m四方を切り取り継ぎ足して作る)
         布製ガムテープ(1本半位)
         柔らかいフェルト(布)など
  サイズ:: 発砲スチロール→ 本体と左右の端の部分は分けて作る。(端の部分はキャスターのあるところ)

  *いきなり発砲スチロールで作るより、まずは要らない段ボールで型紙を取ってから作った方が良いと思います。

作業1.JPG発砲スチロールに布製ガムテープを巻きつける。
(奥行きの長さはペダルを踏む時かかとが断熱材に触れない程度にカットした方が良い。)




作業2.JPGガムテープを巻き終えた状態です。







作業3.JPG裏面に厚めのフェルト(柔らかい布)などをつけて床面に断熱材が直接付かないようにします。
(ピアノの下に設置した床暖房の熱が断熱材に伝わるのを少しでも軽減するため)





作業4.JPGピアノの下にもぐりこみ下に敷くだけでOK!
端の部分は敷いた後、ガムテープで軽くくっつけてください。

簡単でしょ!




この方法ならピアノを動かさす必要もありませんし、簡単で価格も千円程度です。

いつでも簡単に取り外せるのでとても便利だと思います。

*既製品もありますが、ピアノ運送屋さんにもお願いしないといけないので価格が7~8万円するだけでなくピアノ本体の下に厚さ約5cmの物体が敷かれるので見た目にも違和感があります。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

ご拝読ありがとうございました。


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電子ピアノでのレッスンの限界 [ピアノに関する知恵袋]

                     1ピアノレッスン.jpg  ピアノレッスン2.jpg 

最近電子ピアノからピアノへの買い替えのお客様が増えています。

電子ピアノでは演奏テクニックの向上に限界がありますので、そのことをお客様が理解して頂けたのでしょうね。

よく「プロになるんじゃないから」「趣味程度なんだから」など言ってご父兄の方はおっしゃいますが、

それではお子様の向上心を摘み取るばかりでなく、音楽の本当の楽しさを味わうことなくレッスンを辞めてしまう子が増えてしまいます。

確かにいずれピアノを辞めてしまう子が多いのは事実ですけど、

その間本物の良さを味あわせて違いの分かる子に育ててみてはいかがでしょうか・・・・・

ご拝読ありがとうございました。


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自分で工夫できるピアノの静音 [ピアノに関する知恵袋]

ピアノの音を少しでも静かにさせたいという方の為にこのコーナーを作ってみました

ご存知かと思いますが、ピアノの後ろは響板がむき出しになっているため音の大半は壁側に突き当たり近隣の方にご迷惑をかける場合があります。

完全防音というわけにはいきませんが今の音質を失わずに音が静かになる方法があります。

ご興味のある方はご覧ください。 *グランドピアノ用は改めて掲載したいと思います。


1.ホームセンターでベニヤ板を購入し、裁断してもらう。(必ず板をカットしてくれるお店がいいですね)

 サイズ:厚さ―5.5mm  縦―910mm  横―1820mm のベニヤ板を選びます。

 ベニヤのカット順序

A―1820mmを1460mmにカットする。(ちょうどピアノに隠れる長さ)→本体パネル
B-残った360mm×910mmの端切れの板を180mm×910mmに縦長くカットする。(2つ)→本体の足になる
C-更に"B"の1つを180mm×550mmにカットする。→本体の足になるパネル("B"と”Cを”継ぎ足す)

47.jpg 45.jpg 46.jpg

2.他に購入するもの

 ★ネジを2袋(写真サイズ)
 ★布テープ
 ★フェルト(5cm×5cm 2枚作る) 色はなんでも可
 ★カーペット 1枚280円位のもの  (50cm×50cmを7枚)
 ★蝶番 4個 (サイズは適宜)
 ★使用する道具は「のこぎり」「丈夫なカッター」「はさみ」「少し細めのドライバー」

1.jpg 2.jpg

3.カットした”B”と”C”をこのように布製ガムテープでつなぎます。縦180mm×1460mmになります。

3.jpg 4.jpg

本体をピアノの後ろに設置する際に壁やピアノにキズがつかないようにする為の足の作成

8.jpg 約4cm四方にカットしたフェルトにボンドをつける。

9.jpg フェルトをベニヤに囲むように2cmほどはみ出して付ける。(左右)


10.jpg これでパーツが揃いました。

4.蝶番取り付け
 足に4個の蝶番を図のように取り付ける。

11.jpg 12.jpg

ネジが少しはみ出たらヤスリで削ります。

15.jpg 16.jpg 17.jpg こんな感じになります。

5.カーペットの取り付け

21.jpg 大きな板に50cm×50cmのカーペットを隙間なく敷き詰めます。

23.jpg 1枚のカーペットに対しサイコロの”5”のように5本のネジで固定します。

27.jpg 少しはみ出たカーペットをカットする。

26.jpg 910cmの長さのはみ出た方をカットする。(カット時は注意を!)

6.本体パネルと足になるパネルをつなぐ

31.jpg 蝶番で本体につなぐ。(足はカーペット側と反対の方向にたためるように)

32.jpg これで出来上がり!

7.防振カーペットの作成

残ったカーペットを使いインシュレーターの下に敷く防振カーペットを作ります。
*円形を作るにはコンパスでインシュレーターの大きなと同じように円を描いたら良いでしょう。

33.jpg 34.jpg 35.jpg はさみで切るときはお気をつけてください。

8.インシュレーターに取り付け

まずピアノを動かさないといけませんね。ピアノの動かし方の説明です。

42.jpg フローリングに設置し、下に丸いインシュレーター(プラスティック製、ゴム製など)が敷いてある場合は手前に引けば動きます。

44.jpg ピアノの後に取っ手がありますの、これを握って持ち上げます。

素早くインシュレーターの下にカーペットを敷きピアノを降ろします。

37.jpg 39.jpg

40.jpg 42.jpg

9.パネルの設置

48.jpg ピアノの後ろにパネルを入れます。

49.jpg パネルの足は伸ばした状態で壁にもたれかかるようにセットします。

50.jpg パネルの足の部分を壁側に付けると本体の下部がピアノの後ろにピタッと閉まります。

51.jpg 防音パネルの上部を固定させるのに使用するのは乾いたタオルなどを図のように挟むのが良いです。この方法だと壁をキズつけずに経費も安上がりになります。

説明が長くなりましたが、画像では解りづらくご不明な点などがありましたらどうぞお気兼ねなくお問い合わせください。

防音でお困りの方に少しでもお役に立てたら幸いです。

長い間ご拝読ありがとうございました。




 


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ピアノによくある故障 [ピアノに関する知恵袋]

 雑音   

ピアノは振動する物体です。

ですから当然振動によって音楽的な音とは異なる雑音も生じてきます。

その雑音の原因で一番多いのが天屋根と呼ばれるピアノの上のふたの部分についている真鍮製の長い蝶番から発生する雑音です。

ピアノ雑音4.jpg

これは中に芯棒との間に極僅かな隙間ができ、その部分が振動してビービーと雑音が出るからです。

雑音のポイントの発見方法は何ヵ所か指で押さえてみたらわかります。指をふれて止まればそこがポイントです。その周りの蝶番の隙間に爪楊枝を差し込めば応急処理はできます。それでも止まらなければ技術者に来て頂きましょう。

その程度の修理はいつもお願いしている技術者ならば無料でやってくれるか、せいぜい出張費程度で済みます。

その他によくある雑音

ピアノの上に置いていた硬い小物がピアノの後ろに落ち、それが響板に接してガラガラとかゴロゴロという雑音がでる場合があります。

ピアノ雑音2.jpgフローリングにピアノを置いている場合はピアノ本体を自分で少しずらして取ることができます。じゅうたんや畳の上にピアノを設置している場合は技術者にお願いしましょう。

技術者なら何とか工夫して動かすことが出来ますが、運送屋さんの手を借りなければいけない場合もあります。

その時は8000~10000円くらいピアノ移動料金が発生します。

上記の内容からピアノの上にあまり物を置かない方がよろしいと思います。

ピアノ以外からの雑音の発生

前にも述べた雑音もそうですが、すべての音に反応するのではなく、数か所の音に反応するのがピアノの雑音の特徴です。(ピアノの雑音は共鳴と呼びます。)

ピアノ雑音3.jpg例えば、ピアノの上に振動しやすい物体(メトロノームや筆箱)を置いている場合、その物体が共鳴して雑音として発生するのです。

又、冬場は石油ストーブや照明器具の傘などからも雑音はでます。ピアノの上からはずすとかストーブの向きを変えるなどしてこれを防ぐことができます。

 

ペダルを踏むとキーキー音がす

ピアノ雑音5.jpg

これは内部の部品と部品が接して擦る音ですから技術者にお任せするしかありません。

しかし、これは簡単に治る雑音ですから費用も余りかかりません。これも良心的な技術者でしたら無料でやってくれるはずです。

 それ以外にも様々なところから雑音は発生します。

しかし、皮肉にも技術者が到着した時は雑音が治まってどこが原因なのか発見できない場合もあります。

その様なことから技術者に電話する前にまずご自分で探してみた方が良いと思います。

いろいろと長い説明になり申し訳ございませんでした。上記以外にもピアノの事でお困りのことなどございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

ご拝読ありがとうございました。


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ピアノの健康管理 [ピアノに関する知恵袋]

時々音にこだわりを持つ方で頻繁にピアノ調律師を変える方がいらっしゃいます。

勿論これは相性の合うピアノ調律師になかなか出会わないことが原因の時もありますが、以外に自分のピアノ管理の悪さに気づいていない方が多いです。

管理といっても精々思いついた時やピアノを使用するときだけエアコンをつける程度で、十分な管理になってない場合が多いのです。

だからといってもピアノは乾燥させればそれで良いというわけではありません。

では、どうすればよいのでしょう!  

それは[るんるん] ピアノの温度と湿度を一定に保つことです。

目測では判断しにくいのですが、ピアノの響板は少しだけむくりがあり、特に中心が盛り上がっています。

湿度を帯びると特に中央部分が盛り上げり、弦を張ってしまう為主に中音が高めに狂います。

逆に乾燥しすぎると主に中音部が落ち込み低めに狂います。

日本には四季によって乾湿の差が激しいので当然狂う時期というのがあります。

そこで、除湿器や加湿器がピアノには必要なのです。

でも湿度だけは365日、エアコンを24時間つけっぱなしというわけにはいきませんので、せめて除湿器を使用して頂きたいものです。

しかし、室内用の除湿器の音や毎日水を捨てるのが面倒ですのでピアノ用の防湿器を取り付けることをお勧めします。

ピアノ用の防湿器の代表的な器具としては  「ダンプチェイサー」 「ドライエル」 といった商品が挙げられます。

でも、それだけ使用してのでは乾燥しすぎる場合があります。

それを防ぐのに必要なのが「ムジーク(国産)」「自動調節器(アメリカ製)」です。

*ムジークとは商品名で国産の自動調節器です。

この二つの違いとは自動調節器はアメリカで作られたもので湿度設定が45%に設定してあるのに対し、国産であるムジークは65%に設定してあることです。

昔は自由に設定できる自動コントローラーという商品名の調節器がありましたが、どういうわけか生産取りやめになりました。

この防湿器と自動調節器又はムジークを取り付けることによって、四季を通して調律が狂ったと思う時期を感じないほどピアノの状態がビックリするほど安定します。

ダンプチェイサー取り付け.jpg ダンプチェイサー防湿器と自動調節器の設置

ダンプチェイサー防湿器と自動調節器.jpg ダンプチェイサー防湿器(棒)自動調節器.jpg 自動調節器

是非、お取り付けをお勧めいたします。料金は防湿器と自動調節器合わせて 約21000円 (税込)です。

 ご拝読ありがとうございました。


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ピアノ管理のお薦め! [ピアノに関する知恵袋]

ピアノの音が出ない故障や調律が著しく狂う、タッチが重いなどの原因のほとんどが湿気です。

湿度の高い所にピアノを置いて、梅雨時期などに多く見られる故障です。

技術者に修理して頂くことになりますが、故障の箇所が多く毎年同じ故障が繰り返し起きるならば魔法のような防湿器(ダンプチェイサーやドライエル)を取り付けることをお勧めします。

ダンプチェイサー取り付け.jpg ダンプチェイサー防湿器と自動調節器の設置

ダンプチェイサー防湿器と自動調節器.jpg ダンプチェイサー防湿器(棒)自動調節器.jpg 自動調節器

自動調節器を併用して取り付けるのがベストです。価格はダンプチェイサー防湿器自動調節器セットで約 21000(税込)です。

これを取り付けると調律の安定感が増し、アクションが軽快になり快適にピアノが弾けます。

これは電気製品で、ピアノの内部に取り付けるヒーターです。ヒーターと言っても手で握れる程度しか温まらず電気代も年間約2000円程度で済みます。

何かご不明な点がありましたら何なりとお問い合わせください。

ご拝読ありがとうございました。


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